レブナイズ 新オーナーを迎え会見
バスケットボールB3リーグの鹿児島レブナイズが新しいオーナー会社のもとでの体制をスタートさせることになり、3月12日に県庁で記者会見が行われました。
会見には、鹿児島レブナイズ運営会社の新体制の役員5人が出席。東京のIT企業「Wiz(ワイズ)」がレブナイズ運営会社の株式の70%を取得して、新しいオーナー会社となったことが報告されました。
Wizはデジタルツールを活用し、業務の効率化や企業、店舗のサポートなどを行う企業です。会見ではWizの山崎俊社長が、新オーナーとしての抱負を語りました。
(山崎新オーナー)『スポーツほど地域と企業と一緒に進んでいけるようなものはなかなかない。いろんなIT企業を巻き込んで、レブナイズにいろんなものを持ってこられるのではないかと思っている。みんなで応援してもらえるような展開にしたい。』
2016-17シーズンにクラブ存続の危機に陥ったレブナイズ。2017年から新しい運営会社として以前の負債も引き受け、これまで3年あまりオーナーとして支えてきた弓場昭大取締役は。
(弓場現オーナー)『せっかく鹿児島で数少ないプロスポーツを消したくないという思いが率直に一番だった。本来はもっとチームを強くして発展させて、いろんなチャレンジをしたいことがあったが、ネガティブな部分をいかに埋めながらチームを存続させるか、そればかりに注力せざるをえなかった。今日の発表で今後につなげていけるというのは、やって良かったと思う。』
レブナイズの新しい社長にはWizの中村剛取締役が就くことも発表され、B2昇格への当面の目標を語りました。
(中村新社長)『これまでの地域密着路線を継続して、鹿児島に愛されるチームをめざす。ここは変えるつもりはない。来季2021-22シーズンでB2ライセンスを取得する。22-23シーズンで優勝、B2昇格を果たし、かごしま国体・かごしま大会が開催される2023年を盛り上げたい。』
新体制で新たな魅力を打ち出し、どう浸透させるのか。今後の展開に注目です。