レブナイズ 劇的ブザービーターでホーム初勝利
バスケットボールB3リーグの鹿児島レブナイズが劇的な逆転勝利で今シーズンホーム初勝利をあげました。
第6節が2月14日まで各地で行われ、10位のレブナイズは姶良市総合運動公園体育館に、2位の豊田合成を迎え撃ちました。
13日の第1戦は、前半から相手の高さと高確率のシュートに苦しめられます。後半に動きの良くなったレブナイズは、12日に加入が発表されたばかりのディクソンやディオップのシュートなどで追い上げを見せましたが届かず、75-89で敗れました。
しかしチケット完売で満員となった14日は、試合前から気迫に満ちていたレブナイズ。第2クォーターに一時12点のリードを許しましたが、松崎の3ポイントを皮切りに11点連続得点。その後もディクソン、藤田、キエキエの得点で逆転し、前半を9点リードで折り返します。
後半は第3クォーターに一時16点差まで広げましたがじわじわと追い上げられ、残り2.4秒で98-99と逆転されます。最後のタイムアウト明け、レブナイズは松崎が果敢にドライブからシュート。これは外れますが、残り1秒を切ってからリバウンドをディオップが押し込んで、劇的な逆転ブザービーター。100-99で勝って、選手と満員のブースターの喜びが爆発するホーム初勝利となりました。
新加入のディクソンは、2日間ともチームハイの合計56得点で勝利に貢献しました。
試合後、ラジオ「MBCスポーツ」に出演した田中幸之介選手は『お客さんがすごくたくさんで、ホームのパワー、エナジーを感じ、とても力になった。チーム全員が役割をしっかり果たすことができたというのが、勝てた要因だと思う。新しく加わったディクソンの得点力や、そこにだけ頼るのではなく他の選手も自信をもってアタックや外からのシュートを果敢に狙っていったのが得点につながったと思う。』と話しました。
順位を9位に上げたレブナイズ。次節は2月20日と21日、7位岐阜とのアウェーゲームです。
【GAME1 2月13日】
●鹿児島 13 13 22 27 | 75
○豊田合成 18 24 18 29 | 89
#22 ディクソン:24得点
#35 ディオップ:17得点・12リバウンド
#25 田中:10得点
【GAME2 2月14日】
○鹿児島 21 32 24 23 | 100
●豊田合成 24 20 25 30 | 99
#22 ディクソン:32得点
#35 ディオップ:13得点
#77 川上:12得点
#5 鮫島:10得点・5アシスト
≪B3リーグ 2020-21シーズン 順位表≫(2月14日現在)
1 岩手 9勝1敗
2 豊田合成 7勝3敗
3 東京EX 4勝2敗
4 アイシンAW 5勝3敗
5 岡山 6勝4敗
6 静岡 6勝4敗
7 岐阜 5勝5敗
8 金沢 3勝5敗
9 鹿児島 2勝8敗
10 八王子 1勝5敗
11 埼玉 0勝8敗