加治木工業が逆転で決勝進出 県高校ラグビー新人戦
鹿児島県高校ラグビー新人大会は1月23日に、雨が降り続くなか準決勝2試合が行われました。
第1試合では、黄色と黒のタイガージャージ鹿児島玉龍と、赤のジャージ加治木工業が対戦。
両チームノートライで迎えた後半17分。玉龍は、相手ゴール正面で粘って前進すると、最後は上村が抜け出し先制のトライを奪います。しかしその3分後には、加治木工業がフォワード・バックス一体となった連続攻撃を仕掛け、同点に追いつきます。
一進一退の攻防はこのままノーサイドかと思われましたが、残り2分。敵陣左サイド22mライン付近でマイボールスクラムのチャンスをつかんだ加治木工業がトライを取り切り逆転。14対7で、接戦を制し決勝進出です。
試合後、加治木工業2年の時任凛空キャプテンは「ディフェンスから入って取り切るところで取り切ったのが良かった。九州大会に行くことが目標の1つだったのでチームにとっていい経験になった。今年秋の花園予選までのいい過程になる勝利だった。」と笑顔で話しました。
なお第2試合では、去年末の全国大会に出場した鹿児島実業の新チームが、鹿児島工業に81対14で勝利し、決勝進出を決めています。
決勝進出の両チームは来月沖縄で行われる予定の九州大会に出場し、全国選抜大会出場を目指します。