ハンドボール女子ソニー ホームで絶対女王・北國銀行に勝利
霧島市を拠点に日本ハンドボールリーグ女子に参戦するソニーセミコンダクタマニュファクチャリングが、リーグ6連覇の「絶対女王」相手に勝利し、後半戦に勢いをつけました。
新型コロナの感染拡大で、1月16日(土)に霧島市で無観客で行われたホーム戦。
5勝2敗で9チーム中3位につけるソニーは、リーグ戦6連覇で、スタメン7人のうち6人が日本代表候補という「絶対女王」北國銀行を迎え撃ちます。
前半は一進一退の攻防に。ソニーは、磨いてきた守備でいいプレーを見せると、その直後の攻撃で最後は日本代表候補の角南が決めるなど女王と互角の展開に持ち込み、12対12の同点で試合を折り返します。
後半もソニーは、磨いてきた守備とベテランGK飛田(日本代表候補)の好セーブで相手を抑えます。一方の攻撃では、サイドの服部が複数得点。守備からの多彩な攻撃で得点を重ね相手を振り切り23対21でソニーが4連勝。
後半戦に勢いを与える「絶対女王」からの白星に会場には喜びがこだましました。
試合後、大城章監督は「練習で積み重ねてきたことがしっかりと出せた試合だった。今シーズン一番の出来だったので、これを続けていくことが本当に強いチームになるための課題だ。この出来を継続していきたい。」と、次の試合に向けて切り替えていました。
この試合でチーム最多得点の服部沙紀選手は、「自分にとっても大きな勝利になった。一試合一試合、勝っていきたい。」と充実感をのぞかせました。
さらに、角南果帆キャプテンは「まずは4位までが出られるプレーオフ進出を目指し、最終的にはそのプレーオフで優勝することだけを考え一戦一戦大事に戦っていきたい」と思いを新たにしていました。
次戦は1月24日(日)で、4位の三重バイオレットアイリスとアウェー・三重で対戦します。
≪順位表 (1月17日現在)≫
1 イズミメイプルレッズ 7勝1敗
2 北國銀行 7勝2敗
3 ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 6勝2敗
4 三重バイオレットアイリス 5勝2敗
5 HC名古屋 4勝5敗
6 オムロン 4勝4敗
7 大阪ラヴィッツ 2勝7敗
8 プレステージ・インターナショナル アランマーレ 2勝5敗
9 飛騨高山ブラックブルズ岐阜 0勝9敗