B3鹿児島レブナイズ 3か月遅れでいよいよ開幕

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が3か月ずれこんだバスケットボールB3リーグがようやく開幕。新戦力も加わり、上位進出を狙う新生・鹿児島レブナイズが1月16日に初戦を迎えます。

B3リーグ参戦3年目の昨シーズン、ディフェンスのチームを目標にしながらも、リーグワースト2位の失点数で12チーム中8位に終わったレブナイズ。終盤、首位に連勝し、調子を上げてきた中、新型コロナウイルスの感染拡大で突然のリーグ打ち切り。悔しい思いが残ったシーズンでした。

ディフェンス力向上を図るため選手補強を行い、4人が新たに合流しました。23歳と24歳の若手4人の加入は、チーム全体の活性化をもたらしています。先月のプレシーズンゲームでは最後まで激しく動き回り、ディフェンスを徹底。B2から降格してきた強豪の東京エクセレンスを相手に好ゲームを見せました。

セネガル出身のディオップ・マム・シェッハ・イブラヒマ選手。身長210センチの長身ながら運動量豊富で、リバウンドに強く、豪快なダンクでチームに勢いをもたらします。

(ディオップ選手)「シューターがいっぱいいるので、僕がリバウンドをいっぱい取りたいと思っています」

昨シーズンB3優勝の佐賀バルーナーズから移籍してきた栗原信彦選手は、スピードある突破力とアウトサイドのシュートが魅力で、早くもチームの中心になりつつあります。

(栗原選手)「相手が何をやってきているのか瞬時に理解して、すぐにプレーに出すのは強みなので、そこはもっと出していきたいです」

昨シーズンに引き続きキャプテンを務める松崎圭介選手は、チームの仕上がりに手応えを感じています。

(松崎キャプテン)「昨シーズン途中で終わってしまって悔いが残ったシーズンだったので、やっと待ちに待った開幕が迎えられます。(今季は)勤勉にまじめにやる選手が集まったなという思いですし、走力もあるので、全員走れますし、スピードのある展開ができるんじゃないかと思っています」

2シーズンぶりに復帰した鮫島俊秀ヘッドコーチが目指すチーム像は…。

(鮫島ヘッドコーチ)「まずリクエストされているのが、試合の最後になっても足が止まらない、気持ちを乗せられるようなチームを作ってくれと。まさにそういう選手たちなのでやりがいがあります」

今シーズンは新型コロナに関する特別規定で、優勝してもB2に昇格することはできませんが、来シーズンに勢いをつけるためにも「熱強」をスローガンに気持ちのこもった試合で上位進出を目指します。

初戦は1月16日、岩手ビッグブルズとアウェーで対戦します。翌17日の試合は鹿児島市の鹿児島銀行本店ビル「よかど鹿児島」でパブリックビューイングが行われます。観戦には事前の予約が必要で、MBCアプリで募集しています。

関連記事一覧