満塁ホームランも飛び出した一戦を制したのは? 夏の高校野球県大会
100回目の夏の甲子園を目指す「全国高校野球選手権鹿児島大会」。
7月12日は、2回戦6試合が行われ、鴨池市民球場の第1試合、鹿児島商業 対 国分高校の試合は、最後まで手に汗握る好ゲームとなりました。
風もほとんど無い、炎天下の市民球場。
序盤に点を取り合い、2対1と国分がリードして迎えた5回表。鹿児島商業は、国分の先発・小田から四死球を3つ奪って満塁とし、バッターボックスには長打力のある4番・桑原が入ります。
すると今大会5号となる満塁ホームランが生まれ、さらに1点を加えた鹿商が6対2とリードします。
6回にも1点を追加した鹿商に対し、そのウラ、国分はスターティングメンバーで唯一の2年生・吉田がレフトスタンドに叩き込み、1点を返します。
さらに最終回の国分の攻撃。横谷、東とつないで3番手としてマウンドに上がった鹿商の2年生ピッチャー東村を攻めて満塁とし、バッターボックスには、ピンチヒッターの池。
土壇場でタイムリーツーベースが飛び出し2点差。なおも一打同点の満塁のチャンスが続きましたが、最後は東村が投げ勝ち、7対5で鹿児島商業が国分に競り勝ちました。
【7月12日(木)の結果 2回戦】
<県立鴨池球場>
指宿商3−1鹿屋工
種子島中央1−0出水商
武岡台7−2喜界
<鴨池市民球場>
鹿児島商7−5国分
大島7−0錦江湾(7回コールド)
川内商工1−1鹿児島南(8回 雷により再試合)