• シエルブルー鹿屋(自転車)
  • おおすみ・鹿屋から五輪・世界の舞台を目指す自転車のプロチーム Ciel Bleu KANOYA(シエルブルー鹿屋)応援コーナーです。

チーム発足時からの選手が引退 シエルブルー鹿屋

(シエルブルー鹿屋 上野(うわの)みなみ選手)

鹿屋・大隅半島から「世界」を目指す自転車のプロチーム・シエルブルー鹿屋が、1月6日に所属選手の引退を発表しました。

今年3月での競技引退が発表されたのは、チーム発足時からのメンバーの一人、上野みなみ(うわの・みなみ)選手です。上野選手は青森県出身で、鹿屋体育大学・大学院に進学し、大学院在籍時には世界選手権のポイントレースで銀メダルを獲得しました。卒業後、2016年にチーム発足メンバーとしてシエルブルー鹿屋に所属。チーム所属後も国際自転車競技連合・UCIトラックワールドカップで表彰台に立つなど活躍し、日本代表(ナショナルチーム)でも活動を続けて来ました。

上野選手はチームを通して
「2021年の3月をもって、14年間続けてきた競技生活を終えることにしました。かごしま国体を競技人生の集大成と考えておりましたが、あと3年、気持ちを維持し続けるには、少し長かったです。高校から自転車競技を始め、鹿屋体育大学に進学し、プロとして競技を続けるためシエルブルー鹿屋を設立していただきました。鹿屋は温暖で、起伏が有りながらも走りやすい道路が整備されており、食べ物も美味しい。この恵まれた環境で様々な方のお力添えをいただき自転車競技を続けることができて、本当に幸せでした。また、ナショナルチームでも長い間活動することができ、大変なこともありましたが、それ以上に良い思い出をたくさん作ることができました。自転車競技に出会えて、それをきっかけにたくさんの人に出会えて本当に良かったです。今後、自転車競技が、より人気スポーツとなり、更に盛り上がることを願ってます。本当にありがとうございました。」と、引退に寄せるコメントを発表しています。

また、同じくチーム発足時のメンバーで、リオデジャネイロ五輪・日本代表の山本さくら選手(旧姓:塚越)も、2020年11月の「全日本自転車競技選手権大会トラック・レース」終了後に引退を発表しており、今回の上野選手の引退発表でシエルブルー鹿屋のチーム発足メンバーがともに抜けることになります。

【これまでの活動の様子(一部抜粋)などはこちらから

(チーム発足直後の大会での二人 左:塚越選手 / 右:上野(うわの)選手)

 

 

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