野球好きを増やすために 県下一斉ティーボール教室
子供たちに「ティーボール」を通して野球の楽しさを知ってもらおうというイベントが、初めて行われています。
これは、日本野球連盟が野球人口の拡大に向けてこの秋から始めた「全国一斉ティーボール教室」に伴うものです。
鹿児島では10月12・13日の2日間、社会人野球チーム・鹿児島ドリームウェーブが中心となり、鹿屋体育大学と鹿児島玉龍高校と合同で、県内5ヶ所で行います。
「ティーボール」は、投手は存在せず、バッターは専用の台に乗った柔らかい球を打つ競技で、野球やソフトボールの入門編ともいえるスポーツです。
鹿児島市の田上幼稚園では12日、園児たち約60人が、県ティーボール連盟の堀脇秋男さんや、ドリームウェーブの選手から投げる・打つで大切なこと教えてもらい、最後は、試合形式でティーボールを楽しみました。
同じ日に、鹿屋市と肝付町では鹿屋体育大学の野球部が保育園児たちとふれあいました。
イベントを主催した鹿児島ドリームウェーブの國本正樹代表は、
「鹿児島は他県とは異なり、鹿屋体育大学・玉龍高校と野球のカテゴリーを越えてみんなで子どもたちとふれあいます。この機会を通してボールを追うことを好きになってもらえたら嬉しいです。今後も、このような機会を増やしていければと思います。」と、元気にボールを打ち、投げる子どもたちを見て笑顔で話していました。