初の有観客試合で白星ならず ユナイテッドFC

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは7月15日、ホーム鴨池にガイナーレ鳥取を迎え今シーズン初めて、サポーターの前でプレーしました。

キックオフ1時間前、雨の降る白波スタジアムには今シーズン初めてサポーターの姿がありました。
入場前に、検温や手指消毒が義務付けられ入場者数も制限されてはいますが、鴨池にも、サポーターが試合を見ることができる環境が戻ってきました。

ここまで18チーム中8位の鹿児島ユナイテッドFCは、3位のガイナーレ鳥取と対戦。
立ち上がりは押し気味に試合を進め、前半14分のコーナーキックのチャンスに、相手のクリアボールに中原がせって生まれたボールを枝本が押し込み先制。
新型コロナ対策で声を出して応援できないサポーターから、大きな拍手が起こります。

このままユナイテッドFCが流れをつかむかに思われましたが、センターバック青山の反則退場からフリーキックを決められ同点に追いつかれると、一人少なくなった中で守備陣の連係ミスをつかれ、前半のうちに逆転されてしまいます。

後半、追いかけるユナイテッドFCを支えようと、自然発生的に拍手が大きくなっていく…スタンドに戻って来たサポーター。選手たちもサポーターに白星を届けたいと最後までチャンスを作りましたが、追いつけず。結局1対2で敗れ、勝点を奪えませんでした。

鹿児島ユナイテッドFCの次の試合は7月19日(日)。中3日の厳しい日程でのアウェーで、G大阪U23と対戦。連敗ストップ、悪い流れを断ち切る白星に期待が集まります。

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