徳之島と大島が地区代表に! 県夏季高校野球大会

(1回ウラ 徳之島・8番打者の高峰光雅が左前適時打を放つ!)

高校球児たちの熱い戦いが続いています。
新型コロナウイルスの影響で中止となった、夏の県大会の代替大会「県夏季高校野球大会」の大島地区予選は7月9日に最終日を迎え、決勝トーナメントに進む代表校2校が決まりました。

「県夏季高校野球大会」は県内7地区で予選を開き、各地区の代表16校による決勝トーナメントが、7月22日から鹿児島市で行われます。7地区のトップを切り徳之島で行われた大島予選の最終日。

第1試合では、奄美高校と前日に喜界高校に勝ち勢いに乗る徳之島高校が対戦。
1回ウラ、徳高が相手の立ち上がりを攻め、8番・高峰にもタイムリーヒットが生まれるなど打者9人の猛攻で5点を取り一気に流れをつかみます。さらに2回にも追加点を奪い、大量6点のリードに。
追いかける形になった奄高は3回に1点を返し、5点差のまま最終回を迎えます。
追いつかなければ「夏」が終わる奄高。ツーアウトまで追い込まれましたが、最後の夏に掛ける3年生から始まる3連打で1点を返します。しかし、徳高の堅守の前に反撃もここまで。
6対2で徳之島が決勝トーナメント代表の座を県内で初めてつかみました。

試合後、徳之島の太良瞭希キャプテン(3年)は「島の中で勝てたことが素直に嬉しいです。自分たちは甲子園を目指してきて、その目標が無くなってしまったのですが、県王者という目標に向かって頑張っていきたいです。」と喜びと目標を話しました。

なお第2試合では、大島が沖永良部に7対1で勝利し、大島地区2つ目の代表の座をつかみました。

徳之島と大島の両校は、7月22日から鹿児島市で始まる決勝トーナメントに出場します。

 

【大島地区予選・最終日の結果
第1試合 徳之島 -2 奄美
第2試合 大島  -1 沖永良部

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