2020年につながる涙… 福井国体・カヌー競技
熱戦が続く福井国体。10月2日にあわら市の北潟湖特設コースで行われたカヌー競技。
地元の小学生らが応援するなか、500m競技が行われました。
少年女子カヤックシングル決勝に進出したのは、曽於高校1年の尾上楓選手。
練習を重ねてきたスタートで前に出ると、その漕ぎが中盤の粘りにつながります。終盤は、山梨県の高校3年生の選手と競り合いになり、およそ0.2秒届かず、惜しくも2位。
応援する県選手団の元に回航してきたときには、目を真っ赤にし、涙を流していた尾上選手。
この涙が、次に、そして2020年につながります。
レース後、尾上楓選手は
「何よりも悔しいです。予選で勝ってた相手に負けたのが…。あしたの200mで勝てるように頑張ります。」と気持ちを切り替えていました。
また、成年女子カナディアンシングでは、伊佐農林高校2年の崎山渓選手は、年上の選手を相手に健闘し、4位入賞を果たしました。