香妻琴乃プロがツアー初優勝
プロ8年目、鹿屋市出身の香妻琴乃選手(26)が、ツアー初優勝を果たしました。
9月16日までの3日間、愛知県で行われた女子プロゴルフツアーの「マンシングウェアレディース東海クラシック」。
最終日にトップと3打差の10位タイからスタートした香妻琴乃選手は、スコアを前半に5つ、17番ホールまでに2つ伸ばして、迎えた最終ホール。セカンドショットをバーディーチャンスにつけると、課題にしていたというパッティングもしっかり決め、バーディーで締めくくり、最終日は8バーディーノーボギー、トータル15アンダーとして後続のホールアウトを待ちます。
練習グリーンで、パッティングを確認しながらプレーオフに備えるなか、歓声で優勝を知った香妻選手は、思わず涙。後続の追い上げを「1打差」で振り切り、ツアー初優勝を果たしました。
試合後、香妻琴乃選手は、
「きょう1日、自分のベストなプレーができたのが嬉しいです。この2年間、シード権が無い中でやってきて結果が出せたのが良かったです。いまショットもパッティングも良いので、2勝目を狙って行きたいと思います。」と引き締まった表情で話しました。
なお、シード権の無い選手が、出場権を得られる制度で大会に出場し、優勝するのは史上2人目の快挙でした。