ホームでスコアレスドロー 鹿児島ユナイテッドFC
前節のアウェー戦で勝利を収め、今シーズン初の連勝を狙う8位の鹿児島ユナイテッドFCは6月19日にホームで、順位が1つ上のヴァンラーレ八戸と対戦しました。
上位浮上のためにも白星が欲しいユナイテッドFCは前半、得意のサイド攻撃をしかけますが、守備を固めた八戸のゴールマウスをこじ開けられず。両チーム無得点で試合を折り返します。
後半に入っても、ボールを保持しながら主導権を握ったユナイテッドFC。後半10分には、米澤のボール奪取から左サイドを抜け出した衛藤がパスを受け、シュートを放つもニアポストに直撃。理想の形で生まれたこの日一番の決定機に会場が沸きましたがゴールネットを揺らせません。
一方、危ない場面では体を張った守備を見せたユナイテッドFC。試合終了間際CKのチャンスでは、クリアボールに反応した田辺がミドルシュート。これも、わずかに枠から外れ試合終了。
相手を大きく上回る12本のシュートを放ったものの、スコアレスドロー。今季初の連勝とはなりませんでしたが、ホームで貴重な勝点1を積み上げました。
試合後、攻守で活躍を見せた、衛藤幹弥選手は
「無失点で終わることができたのは良かった。決めきることをもっと高めていかないとこういう試合はものにできないと思うので、仕掛ける部分をトレーニングしていきたい」と次の試合への課題を語りました。
また、暫定的に指揮をとり続けている大島康明ヘッドコーチは
「ハードワークをして失点せずにクリーンシートで抑えてくれたチーム全体や、積極的に攻撃に出た攻撃陣のハードワークは評価できる」と試合を通しての手ごたえを語りました。
8位をキープしたユナイテッドFCの次の試合は6月27日(日)。アウェーで首位のFC岐阜と対戦します。
上位進出のためにも負けられない一戦です。
【2021 J3順位表(第12節終了時)】 (6月20日現在)
>>>>>>>>>>>>>>>>勝点>>>>>>>>> 得失点>>>>>>>>
1位 FC岐阜 22 7勝1分4敗 +8
2位 いわてグルージャ盛岡 21 6勝3分2敗 +8 (1試合未消化)
================J2昇格ライン===============
3位 カターレ富山 21 6勝3分2敗 +5 (1試合未消化)
4位 テゲバジャーロ宮崎 20 6勝2分3敗 +4 (1試合未消化)
5位 ロアッソ熊本 20 5勝5分2敗 +4
6位 福島ユナイテッドFC 20 6勝2分3敗 +3 (1試合未消化)
7位 ヴァンラーレ八戸 16 4勝4分4敗 -1
8位 鹿児島ユナイテッドFC 15 4勝3分4敗 0 (1試合未消化)
9位 AC長野パルセイロ 14 3勝5分3敗 +9 (1試合未消化)