女子ソフトボール MORI ALL WAVE KANOYA初のホーム戦

MORI ALL WAVE KANOYA ロゴ

2021シーズンから、新たに日本女子ソフトボールリーグ3部に加入している、鹿屋市を拠点に活動する女子ソフトボールチーム「MORI ALL WAVE KANOYA」は、5月22日と23日の二日間、リーグ参入後初めてとなるホーム戦に臨み連勝。地元のファンに勝利をプレゼントしました。

女性活躍の推進、そして過疎化が進む鹿屋市輝北町の活性化を目指して、2020年の12月に発足。チームを支えるのは、鹿屋市に本社があり、建設業や畜産業など幅広く展開する森産業グループです。そのため、監督や選手たち、あわせて18人は、平日、森産業グループで働いています。


そんなMORI ALL WAVE KANOYAは、5月22日と23日に初めて、地元での公式戦を迎えました。参戦している日本女子ソフトボールリーグ3部は、6チームで争うリーグ戦。
3連勝で首位に立つMORIは、22日、同じく首位の花王コスメ小田原フェニックスと対戦。先発・竹原は、立ち上がりに苦しみ、2アウト3塁・1塁とされるも、三振で切り抜けます。続く2回にも得点圏にランナーを背負うも内野ゴロに打ち取り無失点。すると2回ウラ、この回先頭の竹原がライトへのホームラン。自らのバットで先制します。4回ウラにはDP木村もホームランを放ちリードを広げると、そのまま2対0で完封勝利。首位対決を制し初めてのホーム戦を勝利で飾りました。

続く23日の2試合目は、平林金属PEACHBLOSSOMSと対戦。先発・中野が4回までをパーフェクトに抑えると、終盤6回に上村がソロホームランを放ち1対0。接戦を制したMORI ALL WAVE KANOYAは、開幕からの連勝を5に伸ばしました。

池田一未監督は「大声援のおかげで自分たちのリズムで試合を進めることができた。本当に大勢の方に足を運んでいただいて感謝しています。」と、地元での初勝利を噛みしめるように語りました。

日本女子ソフトボールリーグは、夏の中断期間を経て、9月11日神奈川での試合で再開します。チームはその間、三重国体や全日本総合女子選手権大会出場をかけた予選に挑みます。

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