江戸時代末期から明治初期のひな人形の特別展示も~「じないまち雛めぐり」

大阪観光局の阪口寿子さんより、大阪から春便りが届いた。
今回は桃の節句、ひなまつりの話題だ。古い町並みが残る地域で開催の「じないまち雛めぐり」を紹介していただいた。
大阪府南東部富田林市には、白壁に板塀・虫籠窓が美しい江戸時代以前からの古き良き佇まいが残る、大阪で唯一国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている地域がある。
それが寺内町だ。

イベントでは、100ヵ所以上の民家や商店街角などに春の花とともに美しいお雛様を飾り、重要文化財の旧杉山家住宅では江戸時代末期から明治初期のひな人形の特別展示や、江戸から明治に行われていたという狂言や謡いが行われ、登録有形文化財の旧田中家住宅ではお茶会などが開かれる。


そして大阪の伝統工芸品のPR・販売、また同時に寺内町の玄関口、富田林駅前のきらめきファクトリーでは、南河内の特産品、銘菓、物産品、市内飲食店によるこだわり雛弁当の販売など「南河内のええもんフェスタ」も行う。
「じないまち雛めぐり」は3月10日(土)11日(日)の開催。
ただし、寺内町周辺の公共施設や店舗では、18日(日)までお雛様を展示しており、かわいいお雛さんと雰囲気ある町並みが楽しめる。
一息つける、町家を生かしたおしゃれなお店も増えてきていると阪口さん。
詳しい情報は、富田林観光協会きらめきファクトリーのホームページで。
さて最後に、この「じないまち雛めぐり」は、江戸時代以前からの古き良き佇まいの雰囲気と四季折々の季節感とを織り交ぜた、地域の人々の手作りによるイベント「じないまち四季ものがたり」のひとつ。今回はひなまつりイベントだが、その他、夏・秋・冬と季節毎に行われているイベントも併せてチェックしておきたい。
2月27日放送分
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