夏休みこども企画、今週は、親子で薬丸野太刀自顕流に取り組んでいらっしゃる、土屋さんご一家のインタビューをお送りしてきました。
自分の背中を見せて教えるお父さん、それを見守るお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん。
長男の龍彬くんに聞きました。
坂本龍馬の龍に、斉彬の彬と書いて龍彬(たつあきら)くん、自分の名前はどう?
(龍彬くん)「はい。かなり気に入っています。あきらのところと、たつのところがとてもかっこいいかんじです。」
自顕流はどう?
(龍彬くん)「自顕流は楽しい。でもたまにふざけたりするから、ちゃんとやるべきだと思います!
お父さんだけ自顕流をちゃんとまじめにやってるからすごいと思います。お父さんみたいに頭がよくなりたいです!」
お父さんは、日常生活はもちろん、仕事で自顕流の教えが役立っているといいます。
(お父さん)「特に仕事に対して、自分で持ってくる部分が多いかなと思っています。
具体的には心得の中に、天地を両断するがごとくの気概を養成するというのが一番にあるんですが、思い続けていればできないことはない、要は天地を両断するかの気概をもって、仕事にも取り組めるようになったと思います」
「鹿児島には先輩方が残してくださった多くのいわゆる「薩摩の教え」というのが、いろんな形で残っています。その一つが自顕流であり、島津日新公のいろは歌であったりすると思います。そういった教えをですね、ぜひまずは親が知って、子供と一緒に学ぶということをぜひするといいかなあと私は思います」
土屋さんご一家のインタビューを通じて、「薩摩の教え」が時代を超えて今につながり、さらに次の世代に伝えられようとしていること、そして、その教えが日常生活に、仕事に生きているということを感じることができました
土屋家のみなさん、ご協力ありがとうございました!