今週は「イヤイヤ期」の真っ最中という2歳のお子さんをおもちのお母さんからの相談です。
毎朝保育園に行く準備をしている時に親子喧嘩が始まるようです。
その様子をみちこ先生が再現してみました。
それによると、時間のないお母さんが保育園のシャツを着せようとすると泣き叫びました。
これにはお母さんも焦すし、時間はないしで怒鳴り始めます。
どうしてこのようなことになるのでしょうか?
今、このお子さんは自分が生きていくうえで、とても重要なことを身につけようとしているのです。
それは、このお子さんは、今「順序」を自分で学んでいるものと思われます。
例えば、「自分はパンツを履いて、次にシャツを着て、帽子をかぶって、バッグを持って」という順序を身につけているとすれば、お母さんがまずシャツを着せようとすると、自分の順序と違うから、ひと悶着起こります。
つまり、この子供の順序が「自分が生きてい行く上で、とても重要なことを身につけようとしている」のです。
これが大きくなった時に「段取り力」となり、目標の実現のために、自分は今何をなすべきかというような
実践力の元となります。
お母さんは、普段からお子さんを温かい目で見つめて、この子はこういう順序を大事にしているのねと
理解してください。
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