毎月最終週は、就活中の大学生の要望で礼儀作法を伺っています。
今回のテーマは「物の持ち方、受け渡し方」です。
基本的なことですが、こういう機会は多いですよね。
受け取ったつもりが・・・手が滑って書類が散らばったり、
コップや湯のみを落として割ってしまったり。
そうならないために、その物にあった持ち方、渡し方があります。
基本は自分の体の近くで扱うこと。
まず両手で持って、次に体の前で、腕、手のひら、指をまるくした形が基本です。
この時注意すべきことは、肘より上を使って体で持つというイメージで。
他に、物を持つ姿勢は、3通りあります。
「目通り」・・・神様へのお供えなど尊いものは、低い位置で扱うのは必礼ですよね。
その場合は自分の目の高さで捧げ持ちます。
「肩通り」・・・お茶や料理などは自分の息がかからないように、肩の位置で持ちます。
そしてもう一つは、友人などに物を渡す時などは、ずっと砕けた感じで、胸高さです。
腰のあたりかなと思いましたが、ここは相手に対しても物に対してもそれなりの敬意を持つと思えば
胸の高さなんですね。
今回もとても勉強になりました。
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