鹿児島市 皆房二月祭

鹿児島市皆与志町の諏訪神社で、恒例の皆房二月祭が開かれました。

五穀豊穣や無病息災を願い奉納されたのは、地域に伝わる「棒踊り」です。400年以上前に、島津義弘が若者たちを鍛錬しようと始めたのが由来とされており、先の大戦で一時、途絶えていたのが戦後、復活したものです。
また棒踊りの合間には子どもたちの合唱や、住民の三味線、太鼓の演奏なども行われました。近年は少子化による担い手不足に悩まされていますが、近くの団地の小学生なども参加し、地域ぐるみで伝統の祭りを次の世代に伝えようと奮闘しています。

撮影は、鹿児島市のふるさと特派員・堂福勝さんでした。