中種子町納官の身体障害者通所授産施設「共生工房猿蟹川」で黒糖作りが行われました。
黒糖作りは、不純物を浮かせ、固めるために石灰液を使いますが、猿蟹川では、黒糖ができるまで一度も石灰液は使いません。そのために、収穫したサトウキビを一本ずつタワシで洗い、不純物を落とします。
しかし、それでも炊き上げる段階では不純物が浮いてくるため、丁寧に取り除き、交代でまぜながら水分を飛ばし、黒砂糖を完成させました。
猿蟹川の黒糖は石灰液を使わないため、歯ごたえが柔らかめだということです。
撮影は、種子島のふるさと特派員・番山喜一郎さんでした。