まるで写真 主婦が独学で描いた鉛筆画の世界 いちき串木野市
北海道のキタキツネや、メジロやヒヨドリなどの小鳥たち。
まるで写真のようにリアルな作品は、いずれも地元の主婦・有村和恵さん(52)が鉛筆で描いたものです。
5年ほど前、北海道で暮らしていたころに独学で描き始めたという有村さん。2020年に故郷のいちき串木野市羽島に戻ってからも、動物や自然をモチーフにした鉛筆画を描き続けています。
今月、地元で作品展が開かれ、コンクールで入賞して84円切手にもなった「霧の中のエゾシマリス」など、47点の作品が展示されました。会場に訪れた人たちは、リアルで繊細な作品に見入っていました。
「本物みたいですごかった」
「細かく描かれていて写真みたい」
(有村和恵さん)「鉛筆は身近な素材なので、誰でもすぐに始められる。鉛筆画は温かみがあるのが魅力」
撮影は、いちき串木野市のふるさと特派員・小島忠義さんでした。