幼稚園の倉庫で約20年眠っていたロボット“ロボピー”が高校生の手で復活 大改造で進化も 鹿児島市

鹿児島市の幼稚園にあるロボット。
20年ほど前に動かなくなり倉庫に眠ったままでしたが、高校生たちが復活させ、幼稚園でお披露目しました。

鹿児島市のこまつばら幼稚園に友達として登場した、ロボットのロボピーです。

(ロボピー)「みんなと一緒に遊びたいな~」

ロボピーは、およそ30年前に園のマスコットとして活躍していましたが、20年ほど前から動かくなり倉庫に眠っていました。

そのロボピーを復活させ、さらに進化させたのが鹿児島情報高校メカトロニクス科の生徒たちです。

生徒たちはおよそ5か月かけてロボピーを大改造。
本体はかつて130キロもありましたが、30キロにまでスリム化。減量に成功したことで長時間動けるようになりました。

(鹿児島情報高校・メカトロニクス科 鎌田汰知さん)「足回りがでかいのだったが、とっぱらって一からつくった。ちょうどいいスピードにしようと、園児と一緒に散歩できるような」

さらにカラオケ機能も搭載。子どもたちと一緒に歌も歌えます。

「かわいい、思ったよりかわいかった」

「おにごっこ、かくれんぼしたい(Q.ロボピー上手にできる?)ううん、わかんない。でかいから見えると思う」

(鹿児島情報高校・メカトロニクス科 鎌田汰知さん)「悩みながら新機能を増やすか迷いつくったので、喜んでくれてうれしい」

早速、人気者になったロボピー。今後は、園のイベントや子どもたちの出迎えなど活動の幅を広げていくということです。