赤くて辛いマグマ飯 市長も汗だくで実食! マグマやきいも電車に合わせて沿線23店舗で

鹿児島市電に乗りながら焼き芋を楽しむ「マグマやきいも電車」が今年も運行されます。イベントをさらに盛り上げようと、沿線の飲食店では期間限定メニューを楽しめるグルメ企画も始まっています。

鹿児島市が主催の、焼き芋を食べながら市電で街を巡るイベント「マグマやきいも電車」は今年で3回目。2月10日から24日まで運行します。

沿線の飲食店では、今月26日から期間限定のオリジナルメニューを楽しむことができるコラボ企画が始まっています。

市電が走る鹿児島市街地をさらに盛り上げようと企画されたその名は…「マグマ飯」です。マグマや桜島を連想させる赤くて、辛くて、山盛りのオリジナルメニューを味わうことができます。

2年目となる今年は飲食店や事業所など23店が参加。31日はそのうちの一つ、鹿児島市役所の地下食堂で試食会が開かれました。

地下食堂で提供されるマグマ飯は、「和牛肉巻き桜島麻婆」。県産の黒毛和牛を網の上で香ばしく炙り、桜島をイメージしてご飯の上に贅沢に盛り付けたインパクトのある逸品です。

マグマをイメージした麻婆ソースは、ピリッとした辛さだけでなく痺れも加えた本格的な味わいで、試食した下鶴市長らが汗をぬぐう姿も…

「このへんからもう汗が」

「ジワっとくる辛さですね」

値段は「いいにく」にちなみ1290円です。ほかにも、噴煙に見立ててトッピングされた豆苗や、辛さを和らげる隠し味のポテトサラダなど、見た目のインパクトに負けないこだわりと工夫が爆発したマグマ飯を味わっていました。

(鹿児島市 下鶴市長)「鹿児島の冬にわくわくと元気をもたらすマグマ飯を、それぞれのお店でぜひ堪能してもらえたら」

(市役所地下食堂 橋口仁店長)「地下食堂でしか食べられないメニューになっているので、ぜひ食べにきてもらえれば」

 

(マグマやきいも電車企画運営 クリエイティブディレクター・アフロマンスさん)「体で鹿児島とかマグマを感じられる企画になっているので、この地下食堂やマグマ飯を街をまわって楽しんでもらえたら」

マグマ飯は、鹿児島市内の飲食店23店舗で来月25日まで提供されます。