大根のやぐら干し 鹿児島・南九州市頴娃町

こちらは、南九州市頴娃町。大根のやぐら干しの作業です。
しぐれ模様の天気の中、とれたての大根を冷たい水で洗って、竹で組んだやぐらに掛けていきます。

私も撮影しながら、手がかじかんでしまうような寒さでしたが、農家の方々は、もくもくと大根を洗い、そして干していらっしゃいました。


南九州市の冬の風物詩となっています。
農家の大隣さんによりますと、この作業は来年2月まで続くということです。

大根は寒風にさらすと、水分が抜けて、重さが4分の1になるそうです。
農家の方の苦労が詰まった漬物、美味しさもギュッと凝縮されているんでしょうね。

撮影:MBC気象予報士 亀田晃一