6000人の総踊りや神輿競走も復活 霧島国分夏まつり 4年ぶり開催(2023年7月17日放送)

鹿児島県の霧島市で15日・16日の2日間、「霧島国分夏まつり」が開かれました。新型コロナの影響で4年ぶりとなった祭りでは、総おどりや神輿競走も復活し、大いに盛り上がりました。


初日の15日に行われた「霧島総おどり」には、76団体・およそ6000人の踊り連が参加しました。

新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった今年のスローガンは、「霧島市民全員集合!!みんなでつくる最高の夏まつり」。参加者たちは、三味線の生演奏に合わせて「おはら節」や「ハンヤ節」などを踊り、国分の街は熱気に包まれました。

(踊り手)「楽しいです」
(観客)「最高です。楽しいです」

迎えた2日目。地元の霧島九面太鼓など、県内各地から和太鼓団体が集合。迫力あるパフォーマンスを披露しました。

2日間にわたる祭りのクライマックスは、まつりの代名詞とも言える「神輿競走」です。法被に締め込み姿の男たちが、重さおよそ1トンの神輿を担いで往復およそ150メートルのコースを走り、その速さを競います。

市内の5チームが出場し、「陸上自衛隊第12普通科連隊最強チーム」が45秒55のタイムで優勝しました。

(みこしの担ぎ手)「きついっす」
(観客)「すごく迫力があって、男だったら出てみたいです」

最後は和太鼓の演奏で幕を下ろした4年ぶりの「霧島国分夏まつり」。
2日間でおよそ11万人が訪れたということで、国分の街は大いに盛り上がりました。