鹿児島県内の新型コロナ感染者拡大を受け 仙巌園が休業期間を延長
新型コロナウイルスの影響で今年4月から休業している鹿児島市の「仙巌園」は、17日から営業を再開する予定でしたが、今月に入り、県内で感染者が増えていることを受け、休業期間を延長すると発表しました。
仙巌園を運営する島津興業は、隣接する尚古集成館など4つの施設について、ウイルスの感染拡大を防ぐため、今年4月から休業しています。仙巌園では17日からの営業再開を目指してきましたが、今月に入り鹿児島市のショーパブで発生したクラスターをはじめ、県内で新型コロナの感染者が急増している状況を受け、休業期間を今月末まで延長することにしました。
現時点での営業再開は8月1日を予定していますが、感染拡大の傾向が続く場合は休業期間をさらに延長する可能性もあるとしています。
島津興業では、「来園を楽しみにされていた方には申し訳ない。県内の感染拡大の状況をみて県民に不安を与えないよう苦渋の決断で再開を延期した」とコメントしています。