県内の溶連菌感染者増加 全国平均上回る インフルエンザ・新型コロナは減少 鹿児島県
全国で増加傾向にある溶連菌が増えています。
溶連菌は、小学生までの子どもがかかりやすく、発熱やのどの痛みなどの症状があります。
県内の今月3日までの1週間の定点あたりの感染者は、前の週より0・12人増えた4・45人で、全国平均を上回り流行発生警報も出されています。また、致死率が3割とされる劇症型溶連菌は、去年1年間で6人だったのに対し、今年はこれまでに5人報告されています。
一方、インフルエンザの定点あたりの感染者は、前の週より2・39人少ない11・76人で、3週連続で減りました。ただ、県内14の保健所のうち、名瀬・鹿児島市・姶良・鹿屋の4か所で警報レベルが、伊集院など4か所では注意報レベルが続いています。
また、新型コロナの定点あたりの感染者も前の週より1・33人少ない5・47人で、4週連続で減りました。