新型コロナ警戒基準 「ステージ2」に引き下げ 感染拡大警戒期間は継続

鹿児島県は7日午前、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、警戒基準をステージ3から2に引き下げました。

県は、8月13日に新型コロナ警戒基準を最高の「ステージ4」に引き上げ、その後、「まん延防止等重点措置」の解除に伴い、今月1日からは「ステージ3」に引き下げていました。

その後、県内の感染者数はゼロや1けたの日が続き、警戒基準を判断する病床使用率など5つの指標すべてでステージ3の水準を下回っていることなどから、県は7日午前、対策本部会議を開き、警戒基準をステージ3から2に引き下げました。

ただ、県独自の「感染拡大警戒期間」は継続し、マスク着用やこまめな換気、少人数・短時間での会食や、感染拡大地域との不要不急の往来自粛などを求めています。

また県は、「まん延防止等重点措置」適用期間中に営業時間の短縮要請と命令に応じなかった鹿児島市内の飲食店13店舗のうち11店舗に対し、20万円以下の過料を科すよう裁判所に求める通知を、鹿児島地方裁判所など3か所の地方裁判所に送ったと発表しました。

新型インフルエンザ等特別措置法に基づくもので、残る2店舗についても準備が整い次第、通知書を送ることにしています。