新型コロナ影響 県中学校体育大会が中止
新型コロナウイルスの影響により中学生アスリートの晴れ舞台も中止決定です。12日、鹿児島県中学校体育連盟は7月に開催予定の県中学校総合体育大会について、「生徒や関係者の安全確保が困難」として開催の中止を決めました。
県中体連は12日午後、鹿児島市で臨時の理事会を開き、7月22日から開催予定の県中学校総合体育大会について、開催の可否などを協議しました。
その結果、「感染拡大の終息の見通しが立たず、参加生徒や関係者の安全確保が困難」「部活動が通常通り活動しておらず十分な準備ができていない中、けがや熱中症のリスクが高まる」などとして、大会の中止を決めました。大会が中止になるのは、県中体連が設立された1967年以降では初めてです。
中学校体育大会については8月の全国大会の中止に続き、今月7日には九州大会の中止も決まっており、県大会の開催可否に注目が集まっていました。
(県中体連 外智紀理事長)「3年生の気持ちを考えると心がはちきれる思いだが、命・安全があってこそのスポーツ活動ということで、全会一致でこういう形になりました」
なお、冬に開催予定の駅伝競走とダンス発表会については、今後の状況を見て判断するとしています。