鹿屋市の企業開発「空気に触れる」新熟成技術でうま味8倍に「熟成の刺身」最優秀賞
全国から地域色豊かな食品を集めたコンクールで、鹿児島県鹿屋市の企業が手がける、カンパチなどを熟成させた刺身が最優秀賞を受賞し、知事に喜びを報告しました。
こちらが、優良ふるさと食品中央コンクールの新技術開発部門で最優秀賞を受賞した「鹿児島で生まれた熟成の刺身」シリーズです。
鹿屋市で食品加工などを手がける「PLOW A LAND」が開発した、空気に触れさせてうま味を引き出す独自の技術でカンパチやマダイ、ヒラメを熟成させています。
12日は、受賞した企業の蜂谷拓広社長がその場で調理し、塩田知事が味わっていました。
(塩田知事)「おいしい」
なめらかな舌触りが特徴で、新たな熟成技術により、うま味成分が鮮魚の8倍に増えているということです。
(PLOW A LAND・蜂谷拓広社長)「鹿屋カンパチをベースに他の魚種もチャレンジして、この技術を少しずつ世界にお伝えできればいい」
商品は、デパートやインターネットなどで販売されています。