行楽の秋に“陶芸のまち”へ 松﨑キャスター美山を巡る

行楽の秋、陶芸のまち・日置市の美山に行ってきました。周辺にはカフェもあり、おしゃれな街並みといった印象です。

(松崎キャスター)「美山って見えましたよ、薩摩焼の里・美山」

鹿児島市から車で30分くらい。日置市東市来町美山に到着しました。

(松崎キャスター)「運転は時々しますよ。でも同乗者が怖がる」

訪れたのは、薩摩焼の展示販売のほか、体験もできる美山陶遊館。1598年、朝鮮出兵の際に島津義弘が連れて帰った陶工が、美山に窯を作ったのが薩摩焼の始まりです。

ろくろ体験では1キロの粘土から器をつくります。

(陶遊館 有馬紫陽子さん)「どんぶりを1個、お茶碗やコップなら2個作れる体験」

(松崎キャスター)「どうしよう。よく麺を食べるので、大きいのを作ります」

まずは先生のお手本。足のペダルでろくろの回る速さを調節しながら、器の形を作っていきます。

(有馬さん)「土殺しって言って、しっかり中心がとれないと最後までゆがんだ形になってしまう…」

いざ挑戦です。
(松崎キャスター)「だめだだめだだめだ」「なんか思ってたのと違う。もっと、すーっといくと思ってた」

先生の手を借りて、なんとか形になってきました。

(松崎キャスター)「よし、いいんじゃないですか?きたきた」

(有馬さん)「今ラーメンどんぶりみたいな形。もうちょっと下を丸くすると、うどんの器になる」

(Q.どっちを食べることが多い?)
(松崎キャスター)「ラーメンです」

歪んでしまった部分を修正してもらって…

(松崎キャスター)「これでいいんじゃないですか?全然自分でやってないけど」

乾かした後、窯で焼き上げ、1か月半から2か月で完成です。

ろくろの次は絵付け体験。白薩摩のお皿に好きな絵を書いていきます。

(有馬さん)「鉛筆で下書きができます」
(松崎キャスター)「助かります…。絵はほんと苦手なんですよ」

お手本になる絵柄を参考にテーマを絞っていきます。

(松崎キャスター)「甥っ子姪っ子とコスモスを見に行ったのでコスモスにします」

下書きが終われば12種類の顔料から色をのせていきます。

(松崎キャスター)「絵が上手な人っていいよなあ」

集中すること40分…「できました!」

美山の街を走っていると、おしゃれなお店を見つけました。

(松崎キャスター)「あ、お店の人いらっしゃる…」
(スタッフ)「取材交渉、ひとりで大丈夫?」
(松崎キャスター)「平気です。いつものことです」

(松崎キャスター)「すみませんMBCテレビなんですけど、いま美山を取材してまして」

(HIOKI CHAHO 東昌輝さん)「テラスで食べるのは問題ないですよ」

取材OKでした!

お茶畑の中にあるHIOKI CHAHOは日置茶のカフェ。日置は島津義弘が妙円寺でよく茶会を開いたといわれていて、歴史のあるお茶の産地でもあります。
こちらでは日置茶のほか、チョコやキャラメルと組み合わせたものなどおよそ20種類から選べます。

(東さん)「全部、日置茶で、お茶選びからブレンドから焙煎まで全部やっています」

(松崎キャスター)「悩むー。なんでもいいですか?じゃあ緑茶ラテにします」

(東さん)「2回くらい店の前とおりましたよね。車にMBCって書いてあった」

(松崎キャスター)「様子をうかがってたのがばれてました」

目の前のお茶畑を眺めながら日置茶を楽しめます。

(東さん)「五感でお茶を楽しんでほしいという思いがあった。目でも見れるし、お茶の音や香りを意識している」

(松崎キャスター)「香りがすごくたってますね」

緑茶ラテと、抹茶・緑茶・紅茶・ほうじ茶の4種類のあんがのったお団子をいただきました。

(松崎キャスター)「全然苦みない、すーっと入ってくる。おいしい、これも、お茶が濃くておおきい。めちゃ雰囲気よくないですか?一人でも最高ですよ」