夏休み終盤の子どもたちの様子は?どうして出校日に宿題提出? 鹿児島(2023年8月17日放送)

子どもたちの夏休みは残り2週間ですが、21日には、作文などの提出がある出校日が控えています。あせっている子どももいるかもしれませんね。
17日の子ども達の様子や、なぜ出校日に宿題を出さなければならないのか?取材しました。


鹿児島市のかごしま環境未来館では、木の不思議について樹木医から学ぶ子どもたちの姿がありました。年輪の数が樹齢と同じことや、種類や育った環境によって成長のスピードが変わることを学んでいました。

(3年生)「面白そうだから来た。楽しかった」
(5年生)「(Q.きょう来た目的は?)作文に使おうかと思って」

学んだ内容を自由研究や作文にするという子どももいるなか・・・。

(3年生)「(Q.宿題全部終わった?)はい、きのう。すごくすっきりしました。(Q.あと2週間どう過ごす?)いっぱい遊びます、もう」

(2年生)
「(宿題は)あと少し」「母:『後に溜めたら大変じゃない』と促している。(Q.ご自身は宿題はどんなタイプでした?)早めにやるタイプではなかった。後に残すタイプ」
「ずるいと思う」

(4年生)「(Q.出校日提出の宿題ある?)プリントとか絵とか習字とか。俳句・標語。(Q.終わった?)(首振り)」

2学期は9月1日からですが、鹿児島市内の小学校では今月21日の出校日を作文などの宿題の提出期限にしている学校が多いようです。どうしてなのでしょうか?

(鹿児島市立中郡小学校 尾之上祐教諭)「作品の応募要項の日付を見ると、9月1日に集めると間に合わないものも。8月21日に出してもらうことで、職員が作文を見ながら『こうしたほうがいいよね』と指導ができる」

中郡小学校では、コンクールへの応募などに向け子どもたちの作品にしっかり目を通すため、作文と図画作品などは出校日が提出期限です。先生たちは17日、子どもたちが2学期をスムーズにスタートさせられるよう、教室の整理や教材の研究を進めていました。

(鹿児島市立中郡小学校 尾之上祐教諭)「せっかく取り組むのであれば、自分のためになること、将来に役立ててもらいたい。満足感や達成感も味わってもらいたい。精いっぱい(宿題を)やってもらえたらうれしい」

夏休みは残り2週間。子どもたちも先生も2学期に向けて頑張っています。