休校中の学校の木でアオバズクが子育て すくすく成長中 鹿児島県阿久根市(2023年7月24日放送)
鹿児島県阿久根市の休校中の小学校の校庭の木で、アオバズクが子育てをしています。
木の上にいるのは、アオバズクの親鳥2羽と1羽の幼い鳥。
場所は、田代小学校の校庭にある高さ15メートルほどのセンダンの木の上です。
このセンダンでは例年、アオバズクが子育てをし、山村留学制度が「アオバズクの里 山村留学」と名付けられるなど、学校の象徴となってきました。
学校は児童がいなくなり、昨年度から休校していますが、アオバズクは今年も姿を見せました。
その姿を見ようと、学校を訪れた人の姿もありました。
(カメラマン 奈良和憲さん)「子どもを巣立ちさせるのだろうけど、それを見ているだけで癒やされる感じ」
(地元の人)「(学校に)子どもはいないけれど、これを見ていると救われる。アオバズクは毎年来るから」
この日、姿を見せた子どもは1羽だけでしたが、例年は3~4羽が育つそうで、早く子どもたちが成長して巣立つ姿をみたいと、地元住民や野鳥愛好会は優しく見守っているそうです。