田んぼで跳ねて泥だらけ 伝統の“せっぺとべ”4年ぶりに実施「なくてはならない」鹿児島県日置市(MBCニュース 2023年6月4日放送)
鹿児島県の日置市で、田植えの時期に行われる伝統行事「せっぺとべ」が4年ぶりに行われました。
若者たちが田んぼに入って円陣を組み、唄を歌いながら勢いよく飛び跳ねる日置市日吉町の伝統行事「せっぺとべ」。鹿児島弁で「精一杯跳べ」という意味で、田んぼの土をこね、害虫を踏み潰す意味もあり、泥にまみれながら五穀豊穣を願います。
新型コロナの影響で中止が続いていましたが、今年は4年ぶりに行われ、参加者が元気に飛び跳ねていました。
(見た人)「地域ならではの行事。かっこよかった」
(参加者)「なくてはならない祭り。楽しかった。人が集まってくれてありがたい」
また、日吉小学校跡ではせっぺとべマルシェも開かれ、日置市内の店を中心に食べ物や雑貨などが販売され、多くの人で賑わっていました。
(訪れた人)「マルシェもいいし、せっぺとべも良かった。廃校を利用するのはこの辺りにとってもいい」