新型コロナ 鹿児島県内2日ぶり感染発表なし

鹿児島県内では22日、新型コロナウイルスの新たな感染者の発表はありませんでした。ただ、国内で変異ウイルス「オミクロン」の市中感染が初めて確認され、警戒が強まっています。

県内で新たな感染者の発表がなかったのは2日ぶりで、感染者の累計は9115人のままです。21日時点で医療機関への入院が5人、宿泊施設への入所が6人、自宅待機が1人となっています。重症や酸素投与が必要な中等症はいません。

なお、大阪府は22日午後、海外への渡航歴がない家族3人が変異ウイルスの「オミクロン」に感染したと発表しました。感染経路が分からないことから国内初の市中感染とみられます。
政府は「現時点で全国的に面的な広がりがあるとは考えていない」ものの、「必要な対策を講じていく」としています。

なお県は、20日から警戒基準を「レベル1」に引き上げていて、県外と往来する場合などは基本的な感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。