鹿児島県独自「宣言」で求められる対応は
今回のステージ4引き上げに伴って出された鹿児島県独自の緊急事態宣言で、県民にはどのような対応が求められるのか、改めて見てみます。
まず、県は県外との往来などをきっかけに感染が広がるケースが多いとして、これまでと同じく県外との不要不急の往来の中止・延期を求め、一部離島の来島自粛への協力を呼びかけています。
やむを得ず往来する場合は、鹿児島空港や鹿児島中央駅で行っているPCR検査を受け、感染防止対策を徹底するよう呼びかけていて、対象に種子島だけでなく徳之島への出発者も加わりました。
そして、市中感染が広がっているとして、不要不急の外出自粛も呼びかけられました。やむを得ず外出する場合も、極力、家族や普段、行動をともにしている人と少人数で、混雑している場所や時間を避けて行動し、発熱などの症状がある場合は自粛するよう呼びかけています。
飲食店の営業時間短縮要請は、これまで鹿児島市と種子島の1市2町に出されていましたが、今月16日から29日までは霧島市と徳之島3町にも出されます。
事業者に対しては、換気や座席間の距離確保など業種別ガイドラインに従った感染防止対策の徹底や、テレワーク、在宅勤務、時差出勤などを呼びかけています。
そして、県有施設は14日から今月31日まで一部を除いて原則休館となります。休館するのはフラワーパークかごしま、県立博物館の本館・別館、桜島ビジターセンターなどです。他の施設も休館はしなくても、新規予約の受付停止や開館時間の短縮などの対応が取られます。
この県独自の緊急事態宣言の期間は、13日から今月31日までです。