鹿児島市で新たなクラスター サークル活動で7人感染

鹿児島市は7日、新型コロナウイルスの新たなクラスターが発生したと発表しました。

鹿児島市によりますと、クラスターが発生したのは、サークル活動を行うグループで、7日までに50代から80代の女性7人の感染が確認されています。室内で行うサークル活動で、活動中はマスクを着け換気をしていましたが、休憩時間にお茶を飲みながらマスクを外して会話をしたことが感染の原因と見られています。

鹿児島市は、メンバーが限られ不特定多数でないため、サークル活動の詳細は公表しないとしています。県内のクラスターは28例目で、先月26日、鹿児島市の接待を伴う飲食店での発生以来です。
鹿児島市は「休憩室や喫煙所、更衣室などでの感染が疑われるケースがある」として、換気やマスク着用など感染対策の徹底を呼びかけています。

このクラスターとは別に、鹿児島市で10代から50代の男性5人の感染が発表され、うち2人は飲食店でのクラスター関連です。鹿児島市以外では、霧島市20代女性、龍郷町20代と30代女性、肝付町50代女性、鹿屋市の10代男性あわせて5人の感染が確認されました。

県内の累計は1886人となりました。6日現在66人が療養中で、うち重症は0人、酸素投与が必要な中等症は4人です。