8/22(日)10:15~『世界一の九州が始まる!~深海魚王国を目指して!~』MBC制作

キュウシュウヒゲ、ナヌカザメ、アイアナゴなど、聞いたことも見たこともない魚は、鹿児島の海で獲れる深海魚だ。そのほとんどが値段が付かないため海上投棄されている。

鹿児島大学水産学部の大富潤教授(58)は、そんな捨てられてしまう魚を率先して食べ、食材としての可能性を自ら証明、魚食普及の活動を行なってきた。

世界的に魚介類の消費量は増加している一方で、日本の消費量は年々減少。
「魚離れ」と言う言葉は、日本でしか使われていない言葉だ。

大富教授は「1キロ0円の魚を0キロ数百円にし、漁業者のモチベーションを高める、そうなれば、後継者が生まれ、漁業者の未来が明るくなり、海が元気になる」と考える。
そのために必要なのは、「深海魚の認知度向上と消費拡大」だ。

そこで、2020年11月 に「かごしま深海魚研究会」を発足。これは水産仲卸業者と自治体、大富教授がタッグを組んだ産学官の一大プロジェクトで、飲食店で深海魚料理を提供する取り組みだ。数ある中から、看板料理の候補に挙げたのが「アイアナゴ」。

果たしてどんな料理に変身するのか、そしてその味は?
1キロ0円の魚に付加価値を付け、「深海魚王国」を目指す大富教授の取り組みを追う。

放送日時 8月22日(日)午前10時15分~10時30分
製作 MBC南日本放送/ディレクター・白坂俊樹
『世界一の九州が始まる!』公式HP https://rkb.jp/tv/sekakyu/