7/18(日)10:00~新 窓をあけて九州『星空に夢を求めて~コリノ天文台物語~』


星空に夢を求めて~コリノ天文台物語~
2021年7月18日(日)10:00~

番組概要

望遠鏡をのぞき込み、天体ショーに歓声を上げる子どもたち。

ここは鹿児島県南さつま市にある天文台だ。澄み切った夜空には、無数の星空が広がっている。
地元の中学1年・橋本美裕さん(12)は天文台がオープンして4年間、毎月開かれている星空観察会に欠かさず参加している。
星の魅力を知るうち、宇宙飛行士になりたいと考えるようになった美裕さん。地元の天文愛好家と交流しながら、夢の実現に向け、星の勉強を続けている。

そして、天文台で美裕さんと交流する天文愛好家の一人が窪浩一さん(58)。地元の仲間とともに、観察会を開く「加世田サイエンスクラブ」を1985年に立ち上げ、中心メンバーとして子どもたちに星の魅力を伝えてきた。

30代のころに大病を患った窪さん。過酷な闘病生活中も、星空への思いを支えにし、病を克服した。活動を再開したあとは、天文台に足を運び、子どもたちに星の魅力を伝えている。

天文台は地域の人々にとって、今や欠かせない存在だが、そこには亡き妻の遺志を受け継いだ一人の男性の思いがあった。天文台の誕生に秘められた物語とは?