3/7(日)10:15~世界一の九州が始まる! 舞台は鹿児島!『黄金の一粒~100年果樹園の完熟金柑~』
「黄金の一粒~100年果樹園の完熟金柑~」
3/7(日)10:15~10:30
番組概要
南九州で栽培が盛んなフルーツ、金柑(きんかん)。主要産地の1つ、鹿児島県南さつま市津貫の「清木場果樹園」では、独自のブランド「完熟きんかん黄金丸」を栽培している。
樹上で十分に完熟させてから収穫するのが特徴、つややかな黄金色の果実には、独特のやわらかさと甘みがある。
創業100年の果樹園、3代目の清木場真一さん(61)は受け継いだミカン園を30年ほど前、「完熟きんかん」に特化した。同時に始めたのが、規格外で出荷できない果実の加工販売。自園自製の「完熟きんかんジャム」で6次産業化を目指した。
完熟ならではの甘みを引き出すのは、こだわりの土づくり。肥料の与え方を研究し、ミネラルたっぷりの果実に育てる。ジャム作りでは、丸かじりできる美味しさを“まるごと”凝縮する。原料は最小限、「キビ砂糖」や「サツマイモ抽出液」など地元産にこだわる。少人数での丁寧な手仕事から生まれる「完熟きんかんジャム」は東京の老舗高級果物店や海外のスーパーにも並ぶ人気商品に・・・。
ジャムの加工場は、閉校した津貫小学校。清木場さんの母校でもある。施設の一部を借り受け、教室で加工を手掛ける。商品だけではなく、完熟きんかんが育つ産地を届けたい・・・
黄金の一粒から広がる挑戦を追う。