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4/5(日)ひる1時~ダイドーグループ日本の祭り「海に祈りを 里に感謝を 太郎太郎祭」

ダイドーグループ日本の祭り「海に祈りを 里に感謝を 太郎太郎祭」

4/5(日)13:00~13:54

鹿児島県いちき串木野市。海と里に囲まれた羽島という地域に春を告げる祭があります。その名も「太郎太郎祭」。江戸時代より約240年続く、伝統の予祝行事です。

祭は毎年旧暦2月4日に近い日曜日におこなわれ、航海安全・豊漁を祈る舟持ち習俗と里の神に感謝し五穀豊穣を願う田打ち習俗からなる。二つの習俗の起源は不明であるものの、いつからか同じ日に執り行われるようになったといいます。半農・半漁で栄えてきた集落ならではの構成です。

舟持ちは数え年5歳の男子が父親とともに模型船を持って練り歩き、続いて羽織を纏った浜の集落の男たちが、舟唄を奉納します。

 

田打ちは、牛・テチョ(父親)・太郎(息子)の三役が主役。テチョと太郎の即興芝居ののち、拝殿の後ろから牛が登場。言うことを聞かず境内を逃げ回る牛を捕まるため二人は大騒ぎ。どうにか捕らえた牛とともに田ごしらえをおこない、祭は終わりを迎えます。

 

また、この祭は数え年5歳の男児のお祝いもかねており、祭の日の夜には各家庭をあげて子や孫の健康と成長を願い盛大な宴も開かれる。祝いの場には、鹿児島の郷土料理「こがやき」が欠かせません。

番組では太郎太郎祭が行なわれるまでの準備に密着するほか、祭に携わる集落の人びとの暮らしの取材を通して、地域の魅力をあらためて見つめます。