7月7日(日) 午前10時35分~11時30分 ダイドーグループ 日本の祭り「せっぺとべ」
ダイドーグループ日本の祭り
「せっぺとべ」
7/7(日) 午前10時35分~放送
薩摩半島のほぼ中央に位置し、白砂青松の吹上浜と東シナ海に面する日置市日吉。
この地にある八幡神社と鬼丸神社で6月の第一日曜日に執り行われる例祭が「御田植祭」
だ。
文禄4(1595)年から続くといわれ、八つの集落が受け継ぐ「お田植踊り」は、小学生の踊り子たちが各集落に古くから伝わる踊りを神社に奉納 する。
続いて境内や御神田で行われる独特の神事が、白装束の若者たちによる「せっぺとべ」。
「せっぺとべ」とは「精一杯、跳べ」の意味。
円陣を組み、高らかに歌い、田んぼの土を耕すがごとく泥だらけになるまで飛び跳ね、今年一年の豊作を祈願する。
また、八幡神社には仮面神「大王殿(デオドン)」が現れ、神事を見守る 。
飛んで跳ねて勇ましく、人口減少の土地に活気を呼び、五穀豊穣を願う人々の思いに迫る。