4/28(日)10時15分~世界一の九州が始まる!「夢は大きく世界最小!下町ロボットの挑戦」
「夢は大きく世界最小!下町ロボット」
4/28(日)10:15~10:30
番組概要
箱型でちょっと太めのボディ。その見た目からは想像のつかない軽快さで歩き回り、体操もする。
鹿児島県薩摩川内市の樋脇精工で開発された小型二足歩行ロボット「S3α」だ。
樋脇精工は社員約30名。主に、スマートフォンなどの通信機器や自動車に使用される超精密部品を生産するための金型を手がけている。
社長の松下順紀さん(67)と機械設計やプログラミングを専門とする2名の社員が中心となり、試行錯誤の末に体高20センチ、重さ800グラムのロボットが去年完成。地元企業が集まるイベントでお披露目された。
現在のロボットは3代目。第4世代では一般流通を目指すつもりだ。
松下社長のもう一つの夢は、ロボを媒介とした教育的活動を地元に定着させること。開発チームの社員らとともに、地元の小中学校に出向き授業をおこなっている。
ロボットの製作・操縦技術の指導を通して子ども達にものづくりの楽しさを教え伝えたいと語る松下社長。新たなチャレンジとして、現行のロボットに新機能を加えようと動き出していた。
大いなる夢を原動力に、小さなロボット作りに励む町工場の挑戦を追う。