新窓をあけて九州『「線」の世界に潜る』7/1(日)10時~放送

「線」の世界に潜る

7/1(日)10:00~10:15


篠崎理一郎さん(29)は鹿児島県姶良市在住。大学時代は数学を専攻していたが、美術部に入部したことがきっかけでアートの世界に足を踏み入れた。

はじめは油絵を専門としていたが、下書きで描く「線画」に面白さを見出し、ドローイング作品に転向。

黒のボールペンやマジックを駆使して、主に日常風景や町並み、人物・自然を描き、その作品は見る者の想像力を掻き立てる。

2012年頃からアーティスト活動を本格的にはじめた篠崎さんは、県内外の展覧会やアートプロジェクトに参加してきた。彼の独創的な作風に惹かれ、さまざまな業界からオファーが舞い込んでくる。

本の挿絵やミュージシャンのCDジャケット、アメリカのブランド製品のデザインを担当したことも。近年では平面のキャンバスの上だけでなく、木材や布などあらゆる媒体に写し変え、作品に仕上げている。

また、篠崎さんの活動に感銘を受けた企業や団体とともに、今までにないコンセプトの展覧会やイベントを企画している。

アートの新しいかたちを模索し、鹿児島から世界に向けて発信し続ける篠崎さんの活動を追った。