4/14(日)10時~新 窓をあけて九州『わたしの天職は漁師』
わたしの天職は漁師
2019年 4/14(日)10:00~10:15
番組概要
世界自然遺産の島、鹿児島県・屋久島は山の豊かな自然だけでなく、海の恵みにも溢れている。屋久島の特産・トビウオはその恵みのひとつ。地域の方言では「トッピー」の名称で親しまれ、その漁獲量は屋久島が日本一だ。3月には島のトビウオ漁が最盛期を迎える。
伊藤佳代さん(41)は屋久島の海の魅力にひかれ、3年前にトビウオ漁師になった。茨城県出身で、9年前に屋久島に移住するまでは、東京でアウトドアショップや大工の仕事など職を転々とした。自分に合う職業を求めて、気になる仕事は全部やってきた。そして屋久島で、「ようやく天職に出会った」と伊藤さんは笑う。
3年前、トビウオ漁師の師匠をみつけ弟子入りし、船員の1人となった。漁師になってすぐは、過酷な漁の現場に疲れ果ててしまい、家に帰ったらぐったりと寝てしまう毎日。しかし大漁の時のワクワク感がたまらず、漁師の世界にどっぷりとはまっていったという。
今ではイカの一本釣り漁なども学んでいる。努力家の伊藤さんを師匠や先輩漁師たちも応援している。今の夢は、いつか自分の船を持つこと。伊藤さんは船長になる夢を抱いていて、きょうも屋久島の海に出る。