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第29回 鹿児島県障害者陸上競技連盟所属 車椅子マラソン選手・新地亮平さん

鹿児島県障害者陸上競技連盟所属 車椅子マラソン選手・新地亮平さん

車いすマラソンは、競技としては何キロぐらいなんでしょうか?

フルマラソンとハーフマラソンがあります。

私はまだハーフマラソン21キロちょっとですね。それがまだ1時間切れてないからいいレベルの選手で行けば、40分から1時間の間ぐらいで走れないといけないんですよ。いいタイムとしても1時間4分のとこが最高なんですよ。

それを1時間を切りたいんですけど、まだちょっと切れてないところですよね。

1時間ずっと腕のチカラだけ。過酷な競技ですよね

そうですね大変ですけど、やっぱり走り終わった後のあのやっぱり感動と爽快感っていうのはすごい。やっぱり忘れられないので大変ですけど、やっぱり走った時が楽しいです。

新地さんの普段のお仕事は?

3月まで、志布志市の社会福祉協議会の方で18年間仕事をさせていただいていました。
今は、自分で仕事を始めようかと思って、ちょっと準備中の時間で。

今後のお仕事の展開は?

地元にまだ障害のある方々を支援する場を設けたいなと思って、そういった場を作れればなと思っているところです。

新地さんの車は「トヨタのノア」ですね

はい運転しやすいように仕様をちょっと改造してたりもするんです。

けど、どうしても我々車椅子の者は足が使えないという方が多いんです。
そういった方用で手でアクセルブレーキを操作するレバーが改造で付けれるものがあります。市の助成もあったりするので、その制度を活用して(体の不自由な方用に車を)改造をして通常車を運転しています。

使用についても普通の車と一緒です。やはり環境って大事かなというふうにつくづく思ってます。

志布志のカローラさんに、色々と車のアドバイス等もいただいて、(自分が車椅子だったら)こういうのがいいんじゃないかと勧めていただいたりして、とても助かってます。

志布志は「ちょい乗り」というサービスをしていると聞くのですが

年配の方々、高齢の方々は利用されているのをお見かけしたので、それがどんどん志布志市内もしくは、鹿児島県内でもどんどん広がっていけば、年配の方々が交通網的なものがもうちょっと進んでいただければ凄い。やっぱりいいものかなというふうには思ってます。

新地さん、今後の夢を教えてください

鹿児島国体が開催される予定なので、大会に出られればと思っています。やはり地元で自分がこうやって走ってる復帰してやってるんだっていうところを見せれればですね。一番いいのかなという風に思っております。