OP:ワンダフル・デイ! / ジミー入枝
【RIP…ザ・キングトーンズ:CHARLIEさん】
ザ・キングトーンズ:第2代ベースシンガー『CHARLIE<大川由加利>』さんが先月3日に63歳<享年64>でお亡くなりになりました。今回は,偲ぶ回とさせて頂きます。
アタシの修業当時(95-97年)…蒲田暮らしのアタシと川崎にお住いの『CHARLIE』さんとは生活圏が近いだけでも心強い存在でした。DRUMS寺本修・師のボーヤとしての佇まいでしたので『CHARLIE』さんは都度「ジミーを借りるよ」の電話を寺本師に入れて下さるマナーでアタシと付き合って下さいました。
大相撲・玉ノ井部屋後援会にも…当時,十両優勝で翌場所は入幕当確の『後の大関:栃東(二代目)』関のお祝いに『コニー&TCスペシャル』運転手&スタッフとして就かせて頂いた想い出。
それだけぢゃあない。横浜・川崎界隈での色々な出番の際に声をかけて下さって…ホント嬉しかったなァ。
当時のザ・キングトーンズのメンバーの中で一番,アタシのことを気にかけて下さった恩人。そして,DOO-WOPに関しても…弟子格の立場で言うのはアレですが,一番,精通されていて…オリジナルに敬意を表してその再現を丁寧になさるベースマンでらっしゃいました。
あるコンサートの打上会場で,BARのマスターが気を利かしてBGMとして流したDOO-WOPナンバーを聴いて,バンドマンの方々が「CHARLIEの歌い方そのものぢゃん」と評されて…CHARLIEさんが「ようやく分かってくれたかい。音符とかそういうのぢゃないんだよ。このフィーリングだよ。」と仰ってたのを聴いて…更に更に大好きになりました。
実は…アタシが鹿児島に帰って一番にお手紙を書いたお相手も『CHARLIE』さんでした。時期を同じくして独立されました。
不思議な御縁で,再会出来たのはSNS。FaceBook。ソウル白川会でおよそ20年ぶりの再会。あるレコーディングでも御一緒出来。鹿児島暮らしとは思えない近さを味わえました。
コロナ禍の前で良かった。ある晩。川崎を訪ねて…『ムーングロウダイナー』で…DRUMS:故・寺本修・師と御一緒させて頂き…その後単身フラリと伺ったのが『CHARLIE』さんのお店『YOU』 今となっては,ただただ一回だけになったけど…行けてよかった『CHARLIE』さん…そして『裕子』ママも喜んで下さって…お店を早々に閉めて … 数軒呑みに連れてって下さいました。ホント嬉しかった。
今回は『CHARLIE』さんの低音の魅力をどうぞ。
M1:60 MINUTE MAN / ザ・キングトーンズ
1991年リリース,ミニアルバム「100万の想い出」収録曲。オリジナルは【BILLY WARD & His DOMINOES】。
M2:愛しの銀列車(シルバートレイン) / ザ・キングトーンズ
1995年リリース,結成35周年記念盤「SOUL MATE」収録曲。『藤井尚之(ex.チェッカーズ)』氏による楽曲提供。
写真は…2017年撮影。L to R:寺本修・師。成田邦彦さん。CHARLIEさん。アタシ。
ここ数年で…内田正人・師。成田邦彦さん。寺本修・師。そして,CHARLIEさん。コロナの意地悪。コロナは意地悪。寺本・師の訃報からは立ち合えてもいないです。逢いたい方に逢えずじまい。だけど…ハートは受け継ぎます。
MAY YOUR SOUL, REST IN PEACE🕶
ED:桜島ドドンパ娘 / ジミー入枝