土砂災害について

続いて「お天気防災スイッチ」です。県本土これまでの雨量が多くなっています、今日は「土砂災害」についておさらいします。

“土砂災害には「がけ崩れ」「土石流」、そして「地すべり」があります。 ”

「がけ崩れ」は比較的地面に近い部分に雨水がしみ込んで、突然崩れます。崩れ落ちるまでの時間がごく短く、人家が近くの場合は逃げ遅れる場合もあります。

「土石流」は豪雨などによって土砂や岩などが水と一体となって一気に流れ下ります。「鉄砲水」や「山津波」とも呼ばれて、一瞬で家や田畑などを押し流します。

「地すべり」は斜面の一部、または全部が比較的ゆっくりすべり動きます。動く範囲が広く、大きな被害を及ぼします。川をせき止めて洪水を引き起こすこともあります。

去年、県内では「がけ崩れ」が49件。「土石流」が4件、「地すべり」が1件発生しています。防災マップで身の回りの土砂災害の警戒区域を把握し、周囲の変化に十分注意しておきましょう。

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