「沖永良部島」
このコーナーでは、世の中で流行っているもの・こと、私が個人的におすすめしたいものなどをご紹介しています。実は、今週月曜日から3日間、姉妹コーナー(?)MBCテレビの「週刊1チャンネル」の「山口プロモーション」の取材で「沖永良部島」に行ってきました。初の沖永良部島、とってもいいところでした!!これは、鹿児島県内外の青たくリスナーのみなさまにもぜひ紹介したい!と思いまして、きょうは沖永良部島をプロモートします。
沖永良部島とは
鹿児島市から南へ552㎞のところにあり、鹿児島空港から飛行機で1時間30分、鹿児島新港からフェリーに乗り18時間で行くことができます。ちなみに那覇空港からは1時間、那覇港からは7時間と沖縄の方が近い島でもあります。島の周囲は55.8㎞、面積は93.8㎢のサンゴ礁が隆起してできた島で、和泊町、知名町合わせて人口はおよそ1万3千人。年間平均気温は22度、温暖な気候で四季を通じて熱帯、亜熱帯の花々が咲き、エラブユリやスプレーキクなどの栽培が盛んです。先日のTVの世界ふしぎ発見!でも紹介されていましたが、東洋一の鍾乳洞もあり「花と鍾乳洞の島」ともいわれています。私が取材した日も気温が17度前後と暖かく 日中は上着がいらないくらいでした。和泊町の越山公園という標高180mのところにある公園ではソメイヨシノよりも早く咲く「緋寒桜」が見ごろとなっていましたよ。
白いきくらげ
農業が盛んな沖永良部島では、サトウキビが基幹作物のひとつですが、このサトウキビの搾りかす(バガス)を菌床に沖永良部島のきくらげは作られています。取材では沖永(おきえ)良部(らぶ)きのこ株式会社に伺いました。島内に自生しているきくらげから採取した種菌を菌床で培養、栽培ハウス育てて収穫しています。製糖過程で大量に出るサトウキビの搾りかすを有効活用できないかと考え、この栽培方法にたどり着いたとのこと。寒くなると生育が遅れるため、温度管理が難しいきくらげですが、冬場はお隣の製糖工場の排熱を利用、使用済みの菌床は堆肥となり、再びサトウキビなどの栽培に役立てられています。菌床に使われる袋以外は再利用されていて、環境に対する意識も高いです。今でこそ、SDGsと多くの企業などでの取り組みが行われていますが、こちらでは数十年前からこのような取り組みがされていました。こちらでは珍しい白いきくらげも栽培されています。
(たくおさんに事前に白いきくらげの試食をしていただき、感想をもらいます)
沖永良部きのこさんの生・乾燥きくらげは、沖永良部島の商品を扱うサイト「えらぶ堂」などで購入することができます。白いきくらげはお問い合わせが必要ですのでご注意ください。
新種のユリ「咲八姫(さくやひめ)」
ユリの栽培が盛んな沖永良部島で、これからが楽しみな話題がありました。それは新種のユリです!エラブユリとも言われる 従来のテッポウユリは花びらの数が6枚の一重咲きですが、この新種のユリ「咲八姫(八重咲のテッポウユリということでこの字、さくやひめと読みます。)」は2倍以上の12~15枚の花びらが重なり合って咲きます。華やかですので、お祝いのシーン、花束などさまざまなところでこれから目にすることになりそうですが、温度管理が難しく、まだまだ沖永良部島の農家さん、そして県の農業開発総合センターで研究中、2~3年後の販売開始を目指しているそうです。
どんなお花か見てみたいですよね。それはテレビの「山口プロモーション」をご覧ください。
このほかにもITを使って島を盛り上げようと頑張るみなさんの取り組みや沖永良部島のおいしい黒糖、美しい風景も紹介予定です。(黒糖づくり体験もさせていただきました!)うまく撮れていれば私が撮影したドローンの映像も放送されます。
2/27、3/6(土)正午から放送のMBCテレビ「週刊1チャンネル」の「山口プロモーション」もどうぞお楽しみに。