「MBC春ドラマ」
MBC春ドラマ、金曜ドラマ「インハンド」スタートしましたが、開始前から「インハンド」、「わたし、定時で帰ります。」、「集団左遷」楽しみだという声が多く聞かれました。先週、リスナーさんからも「集団左遷」楽しみとメールいただきご紹介しましたね。火曜日、金曜日、日曜日よるのお楽しみドラマご紹介します!!
4月12日(金)よる10時スタート
金曜ドラマ「インハンド」
「インハンド」は月刊アフタヌーンで連載、その後イブニングで現在も連載中の医療漫画が原作です。右手が義手(人工の手)になっている寄生虫専門の科学者が、助手、そして女性官僚とともに難事件を科学的な方法で解決していく医療ミステリーです。
山下智久さん演じる寄生虫学者・紐倉 哲(ひもくら てつ)は、関東近郊にある巨大な植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもり、気のむくままに好きな寄生虫の研究をしています。人嫌いでドSな変わり者だが、博識で天才的な頭脳を持つ男。右手がロボットハンドの義手であるのも特徴です。
そんな紐倉のもとに、科学機関や医療機関で起きるあらゆる問題に対処する内閣官房のサイエンス・メディカル対策室というところから菜々緒さん演じる牧野 巴(まきの ともえ)という美人官僚が訪れます。牧野によると、実は、ある病院で心筋梗塞により亡くなった複数の患者が、日本では滅多に見られないシャーガス病という感染症にかかっている可能性があるという告発状が届いたとのこと。寄生虫や未知の生物、病気にも詳しい紐倉に助けを求めるが、好きな研究だけをしていたい紐倉はまっぴらごめんだと断ります。しかし、牧野から出されたある交換条件に食いつき、力を貸すことに。2人は早速、感染が疑われる患者の処置をした浜田岳さん演じる医師・高家 春馬(たかいえ はるま)に会いに行きます。調べていくうちに10年前に起きたある事件が浮かび上がってきます・・・。
4月16日(火)よる10時スタート
火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります」
「長時間労働」、「サービス残業」、その先に起こりうるかもしれない「過労死」。長時間労働の是正や雇用形態にかかわらない公平な待遇を目指す「働き方改革」は近年、多くの関心を集めています。「わたし、定時で帰ります」は小説を原作に、特に注目を集めている「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく働く人々の意識改革=社会人の持つべき“ライフワーク・バランス”について描きます。現代社会が抱える、曲がった仕事観や恋愛・結婚観、人間関係、ブラック企業問題、孤独死などの身近にある様々な社会問題を考え直し、「何のために働くのか?」「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」などのシンプルなメッセージを伝えていくドラマです。
吉高由里子さん演じる主人公・東山 結衣(ひがしやま ゆい)はWEB制作会社で働くディレクター。過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきました。理由が無ければ帰りづらい風潮の中で、仕事中は誰よりも効率を追求し、生産性の高い仕事をし、定時になるときっぱり退社。行きつけの中華料理屋でビールを嗜み、恋人との時間も大切にしています。しかし、新任の部長が赴任したことをきっかけに、結衣の前に曲者社員たちが立ちはだかります・・・。仕事中毒の元婚約者、会社に住み着く非効率男、辞めたがりの新人男子、仕事命の皆勤賞女、双子を育てるワーキングマザー、そして悪気なくブラック発言を連発する部長に、結衣はどう立ち向かうのか!?
4月21日(日)よる9時スタート
日曜劇場「集団左遷」
福山雅治 日曜劇場初主演!香川照之と『龍馬伝』以来9年ぶりのタッグで挑みます。「ノルマを達成しなければみんなクビ!僕もクビ!」窮地に立たされた銀行員たちが巨大組織の理不尽に立ち向かい、諦めないみんなへの応援歌平成最後の日曜劇場がおくる“最大の下克上”です!原作は江波戸哲夫(えばと てつお)さんの小説です。
主人公の銀行員・片岡 洋(かたおか ひろし)は、理不尽なことだと分かっていても、飲み込んで、我慢して、「会社で生き残るためだ」そう考えている“the サラリーマン”。部下や仲間の頑張りにほだされてしまう情に熱い男でもあります。ある日、50歳を目前にして支店長への昇任人事を受けます。その喜びもつかの間、赴任先は実は、廃店が決定している「蒲田支店」。上層部からは、「廃店が決まっているので頑張らなくて大丈夫です。無事廃店の際には本部に戻し優遇いたします」という特例を受けます。人生で初めて「頑張るな」と言われ困惑。しかし、廃店になることなど知らない支店員たちを前に「頑張らなくてもいいよ」とも言えず、自分の立ち位置に葛藤し、部下たちの頑張りを目の当たりにし、「このままでいいのか」と思い悩んでいきます・・・。片岡の異動先である蒲田支店の副支店長・真山 徹(まやま とおる)を香川照之が演じます。真山はどこか掴みどころのないような男。常に笑顔で、全てを見透かしているような真山は片岡の見方なのか・・・。
この春のドラマ、平成最後、そして令和最初のドラマ、どの作品もとても楽しみです。きっと「明日も頑張ろう!」と思えるようなものになると思いますので、私もこの春はドラマに元気をもらおうと思います。